ラーニング・オーガナイゼーション ジャパン設立の経緯
当社社長の鈴木教夫が20年間携わったソニー生命の営業教育責任者時代に、当時、営業教育プログラムを共同で研究・開発していた産業能率大学総合研究所講師の高間邦男氏(現在:株式会社ヒューマンバリュー代表取締役)らと共にこの考え方に感銘を受け、1996年にラーニングオーガナイゼーション研究会を発足し、国内の主に金融業界で企業教育に携わる方々と共にラーニング・オーガナイゼーションの考え方を研究しはじめたのが始まりです。
(センゲ教授のベストセラー「最強組織の法則」の日本語版は、1995年当時、いつくかの重要な部分で肯定と否定に関する誤訳があり、研究会では原文で学習していたという苦労話もあったそうです。)
具体的にこれらの活動の成果を明示することは難しいのですが、鈴木がソニー生命を離れて10年以上経過してもなお、生命保険業界においてソニー生命の教育に対する姿勢やクオリティは依然として高い評価を受けていることは周知の事実です。
継続は立上げよりも数倍難しいと言われていますから、歴史を引き継いだ方々が非常に優秀だという事もありますが、「学び続ける組織」がしっかりと根付いている企業として広く認知されつつ、さらに収益も継続して上がっていることから、ラーニング・オーガナイゼーションの実現を目指した具体的な成功事例の一つとしてソニー生命を挙げたとしても問題ないと思います。
ソニー生命独自の画期的な営業教育システムを新たに創り上げるために、当時の保険業界では考えられなかった心理学や統計学、セールスプロセスを盛り込んだ体系化された営業教育プログラムと、それらを学び続ける為の教育体制作りに関する稟議を役員に提出し、実際に教育責任者兼研修講師として営業教育に心血を注いだ鈴木は、新規チャネル開拓の責任者(代理店チャネルの立上げ)、海外子会社の社長を経て、20年間勤務したソニー生命を離れ、スカンディア生命、ピーシーエー生命といった外資系生命保険会社の役員として10年ほど経営のフィールドに身を移しました。
※余談ですが、役員という立場で「コーチング」を企業文化レベルで活用し成果を出した成功体験を持っている、数少ない経営者の一人になったのもこの時期になります。
その後鈴木は独立をしますが、独立当初、「なぜ数あるエグゼクティブオファーを断って独立したのか?しかも一人で。」と聞かれることがとても多く、そのときはいつも古代インドの人生観を引用してこのように話をしていたそうです。
「私は早くから、林住期(50~74歳)になったら、一度全ての人生の関係を見直して一人になり、自分が磨いてきたものを土台にして自分の人生においてもっともやりたいと思った事をやろうと決めていました。それが、私にとっては研修講師時代に強い感銘を受けた「学び続ける組織(ラーニング・オーガナイゼーション)」を実現するための「支援者」になることでした。ですから、ラーニング・オーガナイゼーション ジャパンの設立は私の中では必然だったのです。」




