“人財”こそ成功のカギ
M&Aを実践するのは“人財”
前述の「M&A失敗の要因」からも見て取れるように、人材、いや“人財”をマネージしポテンシャルを引き出し活性化し伸ばすこと、これに成功した M&Aは必ずや成功すると考えられる。同時に、M&A実施後の企業の課題をクリア出来るか否かもこの人財の活躍にかかっていると言える。
“人財”の恐ろしさは、「成功させる力がある」だけではなく、「失敗させる」ための行動も取れるところにもある。
M&Aの際に一番揺れ、組織の風土のギャップに一番苦しむのは現場と社員なのだという事を忘れてはならない。苦しい場面では、ネガティブな行動さえ正当化されてしまう。現場にある人間は、プラスをマイナスに転じさせてしまう力さえ持つという事にも細心の注意が必要だ。
失敗という視点から語ると、ネガティブな印象が強く残るかもしれない。
が、組織を作るのも人であれば、組織で力を発揮するのも人である。新たな企業として新たな目標にトライするという部分では、経営層から現場に至るまで意志の疎通を図り、十分な信頼関係とコミュニケーションを図ることに尽きる。
組織や人財の状況を知るという事は、その大きな目標における有効な道具であると言う認識が大切である。




